G大阪加入時から一緒にプレーしてきた東口、年下の福田が小野瀬の退団を惜別

　J1ガンバ大阪のMF小野瀬康介は11月16日、契約満了に伴い、今シーズン限りでの退団が発表された。2018シーズン途中から4年半在籍し、小野瀬自身も「正直、まだ気持ちのどこかでこの事実を受け止めきれていない自分がいます」とコメントしたなか、同僚のGK東口順昭はインスタグラムで「言いたい事はたくさんあるけど」と胸中を明かした。

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　29歳の小野瀬は横浜FCの下部組織から2012年にトップ昇格し、その後、レノファ山口FCでのプレーを経て、2018年7月にG大阪へ完全移籍。加入直後から主力として定着し、その年のJ1残留へ貢献している。

　今季リーグ戦では26試合3ゴールをマーク。G大阪には4年半在籍したなかで契約満了となり、「正直、まだ気持ちのどこかでこの事実を受け止めきれていない自分がいます。そのくらいガンバでの5年間は、自分にとって濃かったし、自分でも驚くほどクラブへの愛着を深める時間になりました」などとコメントしていた。

　そのなかで、2014年からG大阪でプレーする守護神の東口はインスタグラムに小野瀬、MF奥野耕平、MF福田湧矢との写真をアップ。「まだまだ一緒にプレーできると思ってた。言いたい事はたくさんあるけど、康介頑張れ。心の底から応援してる！ そしてありがとう」と別れを惜しみつつ、感謝の言葉を述べた。

　23歳の福田も6歳年上の小野瀬に対し、「お兄ちゃんのような存在でした。5年間本当にお世話になりました。本当に尊敬できる先輩でした。自分が入院してる時も心配してくれて、電話かけてきてくれたり康介くんの優しさに沢山救われました。沢山ご飯連れて行ってくれてありがとございました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に寂しいです。康介くんがいなくなると暇になります。笑　なのですぐに大阪に遊びに来てください。笑。楽しい日々をありがとうございました」と、熱い想いを綴っていた。