豪州監督がU-16日本代表の強さに脱帽 「エクセレントなチーム。単純に我々を凌駕していた」
現役時代にレンジャーズなどで活躍した敵将ヴィドマー監督も日本の力を称える
U-16日本代表はAFC U-16選手権グループリーグ第3戦オーストラリア戦に臨み、6-0で快勝し、グループリーグを3連勝で締めくくった。2戦連続2ゴールのFW久保建英(FC東京U-18)らを温存しても圧倒的な攻撃力を発揮。すでにグループリーグ敗退の決まっていたオーストラリアを率いるトニー・ヴィドマー監督は、主力を温存してもなお圧倒的な力を見せつけた日本に脱帽している。AFC公式サイトが報じた。
試合は前半3分、相手陣内深くでFW宮代大聖(川崎U-18)がオーストラリアの連係ミスを誘い、MF上月壮一郎(京都U-18)がボールを奪取。キックフェイントで相手をかわすと難なくゴール左に先制弾を突き刺している。前半は決定機を生かせなかった日本だが、後半に怒涛のゴールラッシュを見せた。
現役時代にスコットランド強豪レンジャーズなどで活躍したヴィドマー監督は日本の強さに素直に脱帽している。
「我々はあっという間にゴールを奪われ、後手に回ってしまった。ターンオーバーの割合とボール支配率は残念な数字だったが、我々は対抗した。我々のチームと日本の間には様々な差が存在する。エクセレントなチームだ。単純に我々を凌駕していた」
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