W杯4大会連続出場の日本代表DF長友佑都に言及「最高のムードメーカー」

　カタール・ワールドカップ（W杯）が11月20日に開幕する。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は4大会連続出場となった日本代表DF長友佑都（FC東京）のポジティブ思考の“波及効果”に期待を寄せている。

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　チームで2番目の36歳でカタールW杯に挑む長友だが、ド派手に染めた金髪姿をドーハで披露。大会の機運を盛り上げようとムードメーカー役を務めている。

「W杯最終予選で中山（雄太）選手のパフォーマンスが上だった時期もあったが、ここぞというところでは長友選手はやはり頼りになる。ギリギリの場面で身体を張れる。1対1で負けない。経験もある。（吉田）麻也とともに揃って引っ張ってもらわないといけない」

　前哨戦となる国際親善試合・日本代表対カナダ代表戦が11月17日に行われるなか、自身のYouTubeチャンネル「闘莉王TV」で生配信を行うことを発表している闘莉王氏は長友に期待を寄せた。

　2010年南アフリカW杯で鉄壁の最終ラインをともに形成した闘莉王氏は長友の凄みを振り返る。

「常にプラス思考、常にポジティブ。これが彼のすごくいいところ。やられた時にもすごく悔しがる。次には負けないと自分に言い聞かせる。多少ギャグがスベっても挫けないメンタルの持ち主。金髪が似合っているかどうかは分からないけれど、最高のムードメーカーであることは間違いない。彼の生み出す熱と空気がみんなにいい意味で感染していく。日本代表にはプラスに働くと思う」

　元日本代表FW城彰二氏とのコラボが急上昇ランキングに入るなど話題の「闘莉王TV」に加え、プライベートコミュニティ「闘莉王TVプロジェクト」をローンチした闘将。愛する後輩のリーダーシップに期待を寄せていた。