浦和が独1部フランクフルトに4-2快勝 ユンカーが2ゴール、“凱旋”の長谷部は後半30分から途中出場
浦和は今季シーズン最終ゲームでフランクフルトに勝利
浦和レッズは11月16日、埼玉スタジアムでドイツ1部フランクフルトと国際試合「ブンデスリーガジャパンツアー2022 さいたまシティカップ」で対戦。前半にデンマーク人FWキャスパー・ユンカーが2ゴールするなど、4-2で浦和が勝利した。
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浦和は今季限りでリカルド・ロドリゲス監督の退任が決まっているなかで、シーズン最後のゲームとなった。一方のフランクフルトは元日本代表主将で、2002年から07年まで浦和でプレーしたMF長谷部誠を擁し、シーズン真っ只中でカタール・ワールドカップ(W杯)による中断に入ったタイミングでの来日になった。
フランクフルトの選手バスがキックオフ約30分前にようやく到着するハプニングがあったなかで始まった試合は、お互いに攻撃の良さを出し合う姿勢になった。そのなかでは、浦和が前半19分にFW江坂任のラストパスを受けたユンカーが左足シュートを蹴り込んで先制。さらに、前半27分にも江坂からのホットラインが通ってユンカーがこの日2点目。浦和が2-0のリードでハーフタイムに入った。
後半開始で浦和は8人、フランクフルトは9人が交代。後半2分にフランクフルトはコーナーキックからFWアナス・アラウィが流し込んで1点を返したが、浦和も直後の後半5分にコーナーキック(CK)からファーサイドのDFアレクサンダー・ショルツが冷静に蹴り込んでゴール。浦和が3-1の2点リードとして後半が進んだ。
フランクフルトは後半30分に長谷部が交代出場。10月12日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のトッテナム戦で左膝の内側側副靱帯を損傷したことが発表されていて、試合前日会見でも出場は明言したものの、「何分出られるかは分からない」としていた。
長谷部はダブルボランチの一角に入り、古巣の浦和ではリーグ優勝やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝を果たした埼玉スタジアムで凱旋のプレー。後半32分には敵陣でパスカットして決定機を導いたが、FWナチョ・フェリのシュートはGK西川周作にファインセーブされた。
浦和は直後の後半33分にFW松尾佑介が左足シュート、フランクフルトは後半36分に左からのクロスをフェリが頭で決めて1点ずつを奪い、4-2で浦和がドイツの名門に勝利を収めた。