鎌田大地「フランクフルトに残る」 今冬の去就動向に言及、移籍には否定的「メリットがない」
今シーズン限りでフランクフルトとの契約が満了、移籍の噂が過熱
今、最も欧州のビッグクラブから関心を示されている日本人選手は、MF鎌田大地(フランクフルト)だろう。今シーズン限りでフランクフルトとの契約が満了を迎える鎌田は、まだシーズン半ばにもかかわらず、すでにキャリアハイの12ゴールをマーク。2列目のみならず、3列目でもプレーしながら、ゴールも量産している。
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連日のように移籍の噂が報じられている鎌田にとって、ワールドカップ(W杯)は自身の評価をさらに高めるアピールの場になり得る。「まだ僕が思い描いているところには、いられていない」と言う鎌田は「今シーズンは、CL(UEFAチャンピオンズリーグ)も、ブンデスも、W杯もある。僕自身の大きな転換期になる年かもしれない。個人としてもチャンスとして捉えて、やっていきたい」と、闘志を燃やす。
一部報道では、W杯直後の冬の移籍について、否定的な考えを持っていることが報じられたが、あらためて「普通に考えれば、冬に移籍をする必要、メリットが自分にないと思う。CLもベスト16に残っているし、以前にも言ったとおり、シーズンが始まる前から今年1年はフランクフルトでやると決めていたので、何か変な大きなことがない限り、フランクフルトに残ると思っている」と、去就について自身の口で語った。
それでもビッグクラブは、W杯での鎌田のパフォーマンスを注視しているはず。フランクフルトと契約を延長しなければ、来夏には移籍金ゼロで獲得できることになる。今大会の結果次第では、争奪戦がより激しくなることは確実だが、自身の目指す場所に行くためにも、日本を上位に導く活躍が期待される。