「凍りついた瞬間」 C・ロナウド、マンU同僚との“奇妙な再会”に注目「失望したようだ」

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド【写真:ロイター】

インタビューでの問題発言がユナイテッドのチームメートとの関係にも影響か

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドは、インタビューでクラブと監督を痛烈に批判し、物議を醸しているが、チームメートとの関係にも影響が出ているようだ。

 ロナウドは今季開幕前に去就問題が過熱。シーズンが始まってからも、10月のプレミアリーグ第12節トッテナム戦で試合終了前にベンチからロッカールームに引き揚げる行為で非難されるなどメディアを賑わせていた。さらに英紙「ザ・サン」のインタビューでクラブから「裏切られた」と感じていると告白するとともに、テン・ハフ監督について「私のことをリスペクトしてないから、私も彼をリスペクトしていない」とも明かし、波紋を呼んでいる。

 インタビュー内ではユナイテッドについて「進歩がない」とも語っていたロナウド。そんな発言が夜に出たあと、カタール・ワールドカップ(W杯)に出場するポルトガル代表に合流した際には、ユナイテッドでのチームメートであるMFブルーノ・フェルナンデスと再会したが、この際の両者の反応が話題を呼んでいる。

 ポルトガル代表公式ツイッターが公開した動画で、ロナウドはロッカールームに入ってきたフェルナンデスに握手を求められ、硬い表情で応じる。そのぎこちない様子に、ロナウドも憮然とした表情を見せ、奥へと進むフェルナンデスを見送った。

 この場面について衛星放送「FOXスポーツ」は「ロナウドの凍りついた瞬間」と取り上げ、「フェルナンデスが何か言って立ち去り、ロナウドは失望したようだ」と報道。英ラジオ局「talkSPORT」は「ロナウドが奇妙な再会」「フェルナンデスは最初、ロナウドをあしらおうとしていたように見える」と注目している。

 サッカー界に激震をもたらしたロナウドの衝撃発言の数々。これからW杯に臨む代表チームにもその余波が生まれているようだ。

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