J3相模原、来シーズンより戸田和幸氏がトップチーム監督に就任 「自分の全てを懸けて挑戦します」
出身地のクラブで初のJリーグ監督に挑戦する
J3のSC相模原は11月14日、元日本代表の戸田和幸氏が2023シーズンよりトップチーム監督に就任することを発表した。同氏は「自分の全てを懸けて挑戦します」と意気込みも語っている。
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相模原市出身の戸田氏は、現役時代に日本代表として2002年の日韓ワールドカップ(W杯)にも出場した経歴を持つ。引退後は試合の解説者なども務め、人気を博していた。監督としては、2021年より一橋大学サッカー部監督を務めたのち、22年からは東京都社会人サッカーリーグに属するSHIBUYA CITY FCのテクニカルダイレクター兼コーチを務めていた。
以下、戸田氏のコメントは以下のとおり。
「サガミスタの皆さん、SC相模原を日頃からサポートしてきてくれたスポンサーの皆さん、クラブをここまで成長させて来てくれたクラブ職員の皆さん、初めまして戸田和幸です。
この度来シーズンからの監督オファーをいただき、自分が育った土地に生まれたプロクラブの監督に挑戦する決断をしました。
少年時代相模原でサッカーを始めサッカー選手を志した者として、自分が育った土地のクラブからのオファーには特別な何かを感じています。
サッカー界の大先輩である望月重良会長が立ち上げ今日まで思いを込め手塩にかけて育ててきたクラブ、その大切なクラブを更に大きく成長させていく事を目標にDeNAさんが引き継ぐ形となりましたが、元々縁のある土地であるという事だけでなくクラブとしての大きな転換期を迎えたタイミングで監督のオファーを頂けた事に大きな喜びと責任を感じています。
まだまだ大きな可能性を秘めているSC相模原が更に大きな存在となっていけるよう、地域の方達が日々我々の試合を楽しみにしながら生活してもらえるような、スタジアムに来たらスカッとして翌日からの生活に向けた活力を与えられるような、子供達に緑のシャツを着る事を夢見てもらえるようなチームを目指して出来る限りの努力を行っていきます。
自分が尊敬し頼りにしている同志にも入閣してもらえる運びとなり、コーチングチームとして一致団結し伸び代ある若い選手達をしっかりとサポートしながら全員で成長し高みを目指していきます。
これから多くの感動を皆さんと共有出来るように、監督として選んでいただいた事が正解だったと喜んでもらえるよう自分の全てを懸けて挑戦します。
改めてになりますがこれまでのSC相模原を支えてきてくれた全ての人達に心から感謝申し上げます。
そしてここからのSC相模原の新たな挑戦も引き続き応援していただけたら幸いです。これからどうぞよろしくお願いいたします。戸田和幸」
(FOOTBALL ZONE編集部)