ミラン本田は「イタリアに行くのが遅すぎた」と米メディアが一刀両断 Jリーグ電撃復帰や中国移籍の可能性も指摘
「MLS移籍が浮上しているが…」
「日本とアジアのほとんどのファンは世界最大のクラブの一つに移籍したことを喜んだが、問題はイタリアに行くのが遅すぎたことだ」、「オランダからイタリアに直接行っていれば、何が起きたか」と、本田加入とともに凋落が本格化したかつてのビッグクラブへの移籍のタイミングの悪さが惜しまれている。
昨季の本田は14試合で先発落ちとなった。今季は5試合連続で出番なしに終わっている。「2018年W杯予選の決定的な試合が迫るなか、日本代表が最もビッグなプレーヤーの一人に期待するようなヨーロッパでの活躍ではない」と、ハリルジャパンにとっても本田のレギュラー落ちは悲報となっている。
来年7月にミランと契約満了になる本田だが、1月に米MLSへの移籍の可能性がイタリアメディアで報じられている。「移籍の可能性が浮上しても驚きはない。本田は30歳。MLS移籍が浮上している。中国(移籍)も問題外とは言えない。母国に戻ることもそうだ」とレポートし、アメリカ以外にも、評価額以上の移籍金で欧州リーグの選手を買い漁る中国リーグ、そしてJリーグ復帰の可能性もあると指摘している。
厳しい状況に置かれた本田だが、古巣の名古屋グランパスは残留争いを展開している。本田の衝撃の日本復帰のシナリオも実現するのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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