鎌田大地はエバートンの救世主に? 現地メディアが獲得“推薦”「一気に好転させる可能性もある」
得点力不足に悩むチームに獲得進言「素晴らしいビジネスになる」
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、今季公式戦12得点4アシストを記録し、好調を維持している。他クラブからも熱視線が注がれるなか、英メディアは「一気に好転させる可能性すらある」とエバートンに獲得を“推薦”している。
現地時間11月9日のブンデスリーガ第14節・ホッフェンハイム戦で今季4アシスト目をマークするなど、チームを牽引する鎌田。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも日本人初の3試合連続得点でグループステージ突破に貢献しており、その活躍はとどまるところを知らない。
当然、他クラブも鎌田の獲得に興味を示しており、同リーグのドルトムントに加え、イングランド1部エバートン、スペイン1部セビージャの名前などが報じられている。そのなかで英メディア「FOOTBALL FANCAST」は「ランパードは最大の問題を鎌田の獲得で解決できる」と見出しを打って鎌田の獲得を薦め、チームが得点力不足に苦しんでいることに触れつつ、次のように伝えた。
「現在、エバートンとリンクされているのは日本代表のダイチ・カマダだ。彼の獲得は、エバートンのシーズンを一気に好転させる可能性すらある」
そして「攻撃面だけでも魅力的な獲得案だが、1試合平均1.9のタックルという守備面での目を引くスタッツもある」と紹介。フランク・ランパード監督にとって「非常に価値のある財産になり得る」として、「1月に鎌田を確保できれば、エバートンにとって素晴らしいビジネスになる。ファイナルサードでのクオリティーによって、チームに必要な“違い”を生み出してプレミアリーグ後半戦を良いものにしてくれるだろう」と結んでいる。
来夏にはフランクフルトと契約満了を迎える鎌田。市場全体でも“注目銘柄”の1人となっており、W杯後にはさらに熾烈な争奪戦が始まるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)