【サッカー初心者向け解説】過去6大会のW杯成績を振り返る

　4年に一度行われるサッカーの祭典「ワールドカップ（W杯）」は、中東のカタールを舞台に約1か月間にわたって開催される。出場32か国による熱戦の数々に期待が高まるなか、ここではサッカー初心者のための基礎知識を解説。今回は日本代表の過去6大会のW杯成績を振り返る。

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■1998年：フランス・ワールドカップ／グループリーグ敗退
【グループリーグ】
●0-1　アルゼンチン
●0-1　クロアチア
●1-2　ジャマイカ（得点：中山雅史）

■2002年：日韓・ワールドカップ／ベスト16
【グループリーグ・2位突破】
△2-2　ベルギー（得点：鈴木隆行、稲本潤一）
○1-0　ロシア（得点：稲本潤一）
○2-0　チュニジア（得点：森島寛晃、中田英寿）

【決勝トーナメント1回戦】
●0-1　トルコ

■2006年：ドイツ・ワールドカップ／グループリーグ敗退
【グループリーグ】
●1-3　オーストラリア（得点：中村俊輔）
△0-0　クロアチア
●1-4　ブラジル（得点：玉田圭司）

■2010年：南アフリカ・ワールドカップ／ベスト16
【グループリーグ】
○1-0　カメルーン（得点：本田圭佑）
●0-1　オランダ
○3-1　デンマーク（得点：本田圭佑、遠藤保仁、岡崎慎司）

【決勝トーナメント1回戦】
●0-0（PK3-5）　パラグアイ

■2014年：ブラジル・ワールドカップ／グループリーグ敗退
【グループリーグ】
●1-2　コートジボワール（得点：本田圭佑）
△0-0　ギリシャ
●1-4　コロンビア（得点：岡崎慎司）

■2018年：ロシア・ワールドカップ／ベスト16
【グループリーグ・2位突破】
○2-1　コロンビア（得点：香川真司、大迫勇也）
△2-2　セネガル（得点：乾貴士、本田圭佑）
●0-1　ポーランド

【決勝トーナメント1回戦】
●2-3　ベルギー（得点：原口元気、乾貴士）

　カタールW杯が7大会連続7度目の出場となる日本代表。日本人選手として初めてW杯で得点を決めたのは“ゴン中山”こと中山雅史だ。日本人最多ゴール数は、本田圭佑（未所属）の4ゴールとなっている。

　前回のロシア大会では強豪ベルギー代表をあと一歩のところに追い詰めた。今大会はドイツやスペインといった優勝経験国と相まみえる厳しいグループに組み分けられたなか、初のベスト8進出となるか。三笘薫（ブライトン）や伊東純也（スタッド・ランス）ら攻撃陣の奮起が期待される。