「どんなことでも可能」 快進撃のアーセナル、元プレミア監督が優勝争いに太鼓判「今この順位にいるのは快挙」
2007-08シーズン以来となるプレミア首位でクリスマスを迎える
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間11月12日に行われたプレミアリーグ第16節でウォルバーハンプトンを2-0で下し、首位でカタール・ワールドカップ(W杯)による中断期間を迎えた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」の解説者を務めるハリー・レドナップ氏は、快進撃を見せるアーセナルの優勝争いに太鼓判を押した。
前節終了時点で2位マンチェスター・シティに2ポイント差を付けて首位に立っていたアーセナル。同日、先にキックオフした試合でシティがブレントフォードに1-2で敗れたため、今節も首位をキープすることが確定。2007-08シーズン以来となるクリスマスを首位で迎えることになった。
レドナップ氏はアーセナルのタイトル争いについて次のように語っている。
「レスターもプレミアリーグを制覇したんだ。アーセナルにできないわけがない。あらゆることが起こり得る。依然としてマンチェスター・シティは有力候補で、クオリティーを考えたら私は彼らが優勝すると思っているが、アーセナルが今この順位にいるのは快挙だ」
さらに、レドナップ氏は冬の移籍市場での補強は必要だとしたうえで、「それができて、選手たちがコンディションを維持できれば、どんなことでも可能だ」とアーセナルは“本命”シティとの優勝争いができると太鼓判を押した。
ミケル・アルテタ監督の下、昨シーズンから20代前半の若手選手中心のチーム作りを進め、FWガブリエウ・ジェズスら今夏の新戦力も即座にチームにフィットしてスケールアップを果たしたアーセナル。この快進撃はどこまで続くのか。2003-04シーズン以来となるリーグ制覇の期待は膨らんでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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