アーセナル監督、プレミア首位でW杯中断に手応え 「我々はこの瞬間を楽しんでいる」
12勝1分1敗のプレミア首位でクリスマスを迎えることに
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間11月12日に行われたプレミアリーグ第16節ウォルバーハンプトン戦で、2-0と勝利した。カタール・ワールドカップ(W杯)開催による中断前のラストゲームを勝利で飾り、2位マンチェスター・シティに5ポイント差の首位でクリスマスを迎えることになった。アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は「我々はこの瞬間を楽しんでいる」とチームの充実ぶりに対する手応えを語った。
敵地に乗り込んでウォルバーハンプトンと対戦したアーセナルは、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが後半に2つのゴールを決め、2-0で勝利。首位で2位シティとの勝ち点差を「5」に広げた。
アーセナルが順位表の一番上でクリスマスを迎えるのは最終的に3位で終わった2007-08シーズン以来のこと。近年トップ4から遠ざかっているなかで躍進を見せている。英公共放送「BBC」によれば、アルテタ監督は試合後に「我々が今この位置にいることを当然誰も予想していなかっただろう。だが、本当に素晴らしいこと。我々はこの瞬間を楽しんでいる」とコメント。まだ14試合を消化した時点で折り返し地点も先だが、すでにマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、リバプール、トッテナムなど上位勢との対戦も終えたうえで12勝1分1敗という堂々たる成績にアルテタ監督も手応えを感じている様子だ。
さらに、アルテタ監督は英衛星放送「スカイ・スポーツ」では「このポジション(首位)にいるのは久しぶりのことだ。ファンのエネルギーや情熱が選手たちに伝わり、このチームを完全に変貌させた」とチームを支え続けたファンを称賛していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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