長友佑都、キング・カズの55歳259日ゴールに刺激「すごいっす」 W杯での奮起へ意欲「良い結果をお知らせしたい」
三浦知良がJFL最年長得点記録を更新、大ベテランの偉業に言及
ドーハにも、そのゴールは伝わった。11月12日に行われたJFLのFC大阪戦に先発出場した“キング・カズ”こと元日本代表FW三浦知良が今季2ゴール目をマーク。代表OBによる55歳259日というJFL最年長得点記録の更新に、ワールドカップ(W杯)への準備を進める代表戦士も刺激を受けた。
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カズのゴールについて問われたDF長友佑都(FC東京)は、「映像を見ましたよ。すごいっすね」と言い、感想を聞かれると「刺激を受けるでしょう、間違いなく」と語った。
今でもカズからは時折、連絡が届くという。「カズさんは大事な時にメールをくださって、すごく勇気付けてもらっています。相当刺激をもらっています」と話した。
直近では「ブラジル戦、エクアドル戦の時に連絡をもらいました」と言い、「カズさん、僕に対しても敬語なんですよ。ありえないですよね。キングから敬語のメールをもらうんですよ? あれほどの偉大な方が、僕みたいな後輩に対して敬語でメールをして『頑張ってください。刺激をもらいます』っていうようなメールをくれるんです。あの人格というか、誰からも慕われて尊敬されるというのは、そういう人なんだなと思います」と、プレー以外の面でも影響を受けていることを明かした。
そして「カズさんのようになりたいと僕も思いながらやっているんで。良い結果をお知らせしたいと思っています」と、W杯の戦いに向けて意気込んだ。
前人未到の記録を刻み続けているカズに対し、長友も日本人としてはフィールドプレーヤーで初となる4度目のW杯出場に近づいている。この日のシュート練習では鋭いヘディングシュートとボレーシュートをGK権田修一(清水エスパルス)が守るゴールへ叩き込んだ。カズも憧れた舞台で、どのようなプレーを見せてくれるだろうか。