ジダン監督が宿敵バルサを援護射撃!? 「挑発とは思わない」とネイマールの“曲芸”に理解示す
リーガ新記録に挑むレアル指揮官が、記者会見で見せた余裕の振る舞い
レアル・マドリードは現地時間21日に行なわれるリーガ・エスパニョーラ第5節ビジャレアル戦で、ジョゼップ・グアルディオラ監督体制のバルセロナが樹立したリーガ連勝新記録に挑む。その前日会見でジネディーヌ・ジダン監督は、スペイン中で物議を醸しているバルセロナのFWネイマールの“曲芸プレー”について「挑発だとは思わないよ」と宿敵に塩を送る発言をしたと、スペイン紙「AS」は伝えている。
レアルは前節のエスパニョール戦でFWクリスティアーノ・ロナウド、FWギャレス・ベイルの二枚看板を欠きながらも、MFハメス・ロドリゲスの正確無比なミドルシュートとFWカリム・ベンゼマの追加点で2-0と勝利。リーガ唯一の開幕4連勝を飾った。この勝利で昨季から続く連勝記録も「16」に伸ばし、2010-11シーズンに宿敵バルサが達成した記録に並んだ。文字通り“ペップ超え”に期待がかかるジダン監督だが、会見には努めて冷静に臨んだ。
「我々が知っていることは、複雑な試合に臨まなければならないということ。とても良い部分を持つ相手がホームで戦うのだ」とUEFAチャンピオンズリーグ組であるビジャレアルを警戒しつつ、前節で温存したロナウドとベイルについては「ふたりとも良好だ。練習も普通に行っているし、どちらとも100%の状態になった」と出場にGOサインを出している。
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