マンUの18歳新鋭FW、高精度の“絶妙アシスト”に賛辞 「なんてパスだ」「美しい」

マンチェスター・ユナイテッドのアレハンドロ・ガルナチョ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのアレハンドロ・ガルナチョ【写真:Getty Images】

途中出場のガルナチョがリーグ杯アストン・ビラ戦で2アシストと躍動

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドの18歳MFアレハンドロ・ガルナチョが現地時間11月10日に行われたリーグカップ(杯)3回戦のアストン・ビラ戦に途中出場し、2アシストの大活躍で4-2での勝利に貢献した。特に後半アディショナルタイムにMFスコット・マクトミネイの得点を演出した高精度クロスが脚光を浴びている。

 試合は激しい点の取り合いとなったなか、ユナイテッドが1-2とビハインドで迎えた後半17分にガルナチョはFWアンソニー・マルシャルに代わってピッチに立った。その5分後にFWマーカス・ラッシュフォードの得点で同点に追いつき、さらに同33分にはガルナチョのアシストからMFのブルーノ・フェルナンデスが決めて逆転に成功した。

 そしてダメ押しゴールは後半アディショナルタイム1分。左サイドでボールを持ったガルナチョは右足でペナルティーエリア内へクロスを供給。糸を引いたように伸びたボールはGKとDFの間の絶妙なポイントに落ち、そこへ走り込んだマクトミネイが合わせて押し込んだ。SNSでは「なんてパスだ」「美しい」「これは上質なアシスト」とその正確無比なパスを称賛するコメントが寄せられている。

 サッカーに関する情報を発信するアカウント「Statman Dave」によれば、18歳133日での1試合2アシスト記録はユナイテッド史上最年少だったという。さらにデータ系のツイートを行うアカウント「Squawka」によれば、この日のガルナチョは28分間のプレーでボールタッチ28回、13本のパスは全て成功し、2度のチャンスメークをいずれもアシストにつなげる精密なパフォーマンスを披露。「なんて名演技だ」と絶賛された。

 「キャプテン翼」のキャラクターがデザインされたタトゥーを足に入れていることでも知られ、今年8月にトップデビューを果たしたばかりの新星が“赤い悪魔”を勝利に導いた。今後のさらなる飛躍が期待されるタレントだ。

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