鎌田大地は「ベリンガムの後釜」 強豪ドルトムント“移籍説”へ海外見解「日本人獲得を決定する可能性」
フランクフルトとの契約は今季限り、新天地候補にドルトムント浮上
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、現地時間11月9日のブンデスリーガ第14節・ホッフェンハイム戦で今季4アシスト目をマークし、4-2の勝利に貢献。好調ぶりを際立たせる日本人アタッカーの来季去就動向について、海外メディアはボルシア・ドルトムントを新天地候補に挙げ、「クラブがこの日本人の獲得を決定する可能性がある」と指摘している。
前節のアウクスブルク戦を体調不良で欠場した鎌田は、ホッフェンハイム戦でスタメン復帰すると開始6分、ゴール前で粘った流れからMFジブリル・ソウの先制ゴールを導き今季4アシスト目をマーク。その後も攻撃の起点として機能し、3点目の起点となるなど好パフォーマンスでチームの勝利に貢献した。
今季公式戦21試合で12得点4アシストと好調ぶりを際立たせる鎌田は去就動向でも注目を浴びており、今シーズン限りでフランクフルトと契約満了を迎えるとされるなか、ドイツメディア「SPORT1」は同じブンデスリーガのドルトムントが獲得に動いていると報道。「間違いなく、ドルトムントの議題のトップにいる選手だ」と指摘された。
さらに、海外サッカーサイト「BeSoccer」でもドルトムント移籍の可能性に注目。「ベリンガムの後釜として鎌田に注目」と見出しが打たれた記事では19歳の逸材イングランド代表MFジュード・ベリンガムにビッグクラブ移籍の可能性があること、MFマルコ・ロイスが来年6月でフリーになる事実を引き合いに「ベリンガムの退団によって、クラブがこの日本人の獲得を決定する可能性がある」「ドイツ人選手だけでなく、イングランド人選手も退団する可能性が高いことは、日本人を獲得するのに十分な理由となる」と伝えている。
鎌田の去就を巡ってはこれまで、さまざまな情報が出回り、2022年夏の移籍市場では、イングランド1部トッテナムやリーズ・ユナイテッド、ポルトガル1部ベンフィカが鎌田の新天地候補に挙げられた。2023年6月までとなっている契約は更新に至っていないなか、今後の動向は引き続き、注目の的となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)