「練習場だけのサムライ」とばっさり ラツィオ戦不発の本田にイタリア地元紙が辛辣な皮肉
サンシーロのサムライと呼ばれる日は来るか
サンシーロのピッチで輝けない本田は、「練習場のサムライ」という皮肉めいた表現で伝えられている。後半42分には2トップの一角でプレー。アディショナルタイムにはハーフウェーライン付近でボールを受けると、相手2人をかわしてドリブルで突進。MFユライ・クツカにラストパスを送ったが、シュートにはつながらなかった。
このプレーが「わずかに良いプレー」と評価されたのだろうか。この直後に本田は右足でシュートを狙ったが、ボールはゴールの遥か上を通過し、スタンドに吸い込まれた。
試合はカルロス・バッカ、エムベイェ・ニアングがゴールを決めて、ミランが2-0と勝利した。リードを守って逃げ切るという最低限のタスクをこなした背番号10だが、「サンシーロのサムライ」と呼ばれる日が来るのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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