日本代表DF板倉滉、W杯前の戦列復帰を現地熱望「ファンと監督は歓喜するだろう」
ドルトムント戦での復帰が報じられ、地元メディアが注目
ドイツ1部ボルシアMGの日本代表DF板倉滉は、左膝内側側副靱帯の部分断裂により戦列を離れていたが、現地時間11月11日のブンデスリーガ第15節ボルシア・ドルトムント戦で復帰する可能性も報じられた。ドイツ地元メディアはその行方に注目している。
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9月11日のブンデスリーガ第6節フライブルク戦(0-0)を出場停止により欠場していた板倉は、トレーニングの接触プレーで左膝を負傷。手術の必要はなく、今後は保存療法を行う予定だとクラブが公表していた。カタール・ワールドカップ(W杯)出場も危ぶまれたなか、板倉は11月1日に発表された日本代表メンバー26人に名を連ね、本大会でのプレーにも期待が懸かる。
ドイツメディア「sport.de」ではダニエル・ファルケ監督のコメントとともにドルトムント戦での復帰の可能性を報道。これを受け、ドイツ地元メディア「グラートバッハ・ライブ」は「板倉はドルトムント戦でプレーするのか?」と見出しを取り、次のように論じている。
「負傷によって板倉は2か月にわたってトレーニングから離れていた。ファルケ監督は日本人がトレーニングに参加していることは認めている。日本代表はW杯に向けて、間違いなく板倉の存在を頼りにしている。これは明らかな事実だ。トレーニングに戻る前から、W杯のメンバーに選ばれていたのだから」
そして「板倉は復帰に向けて、次のステップに進むことになるだろう。それはドルトムント戦になるかもしれないし、そうなればボルシアMGファンとファルケ監督は歓喜するだろう」と、現地でも板倉を待望する声が大きいことを指摘。ファルケ監督が「リーグ6試合を終えてわれわれはリーグでベストな守備を誇っていた。そのなかで彼(板倉)は鍵を握る選手だ」とのコメントも紹介している。
日本代表でもボルシアMGでも、重要な存在となっている板倉。W杯開幕を前にピッチに復帰できれば、どちらにとってもプラスになることは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)