“キャリック2世”がマンUからエバートン移籍を選択した訳 「すべてが理にかなっていた」
マンUでは思うような出場機会を得られず
U-21イングランド代表のMFジェームズ・ガーナーは今夏、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドからエバートンへ完全移籍を果たした。ユナイテッドの下部組織出身で年代別のイングランド代表の常連として活躍し、トップチームでの活躍を期待されていた21歳が移籍を決断した理由を語った。英紙「デイリー・メール」が伝えている。
ガーナーはユナイテッドの下部組織出身で、年代別のイングランド代表にもコンスタントに選出され、2018年にプロ契約を締結。トップチームでのリーグ戦出場はわずか2試合にとどまり、ワトフォードとノッティンガム・フォレストへの期限付き移籍を経験した。
今季開幕前にユナイテッドに復帰したなか、エバートンへの完全移籍を決断。英紙「デイリー・メール」では、ユナイテッドを離れる決断をした理由を語っている。
「停滞したくなかったんだ。本当にあそこにいたくなかったし、出て行ってもいいと言われた時は、それに同意した。すべてが理にかなっていたと思う。レンタル移籍で2シーズン活躍し、夏にはユナイテッドに復帰した。もし残っていたら、プレーしていなかったと自分でも分かっている。21歳の今が移籍をしてどこかで自分の力を発揮し、できればエバートンで居場所を見つけたいと思ったんだ」
エバートンに移籍後はフランク・ランパード監督の下、リーグ戦6試合に出場しているガーナー。かつて“キャリック2世”として注目された21歳の逸材は、エバートンで定位置を確保できるだろうか。
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