「私の人生で最大のミス」 クロップ、ソン・フンミン“獲得失敗”を回顧、W杯出場にエールも
「もしかしたらフェイスガードのマスクが必要かもしれないが…」
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、負傷離脱中のトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンにエールを送り、獲得失敗の過去をあらためて振り返った。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
ソン・フンミンは現地時間11月2日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)マルセイユ戦でDFシャンセル・ムベンバとの競り合いで顔面を負傷。左目の眼窩底骨骨折が判明し、手術を受けていた。これにより開幕まで2週間あまりとなったカタールW杯出場が危ぶまれている。
現地時間6日のリバプール戦も欠場となったソン・フンミン。「デイリー・エクスプレス」によると試合後、リバプールのクロップ監督は韓国テレビ局「KBS」の取材に答え、ドルトムント監督時代にソン・フンミンの獲得に迫った過去を語ったという。
「私の人生で最大のミスの一つは、彼(ソン・フンミン)を獲得しなかったことだ。素晴らしい選手だね。ワールドクラスの選手であり、世界でベストなストライカーの一人だ」
ドルトムントは当時、ハンブルガーSVに所属していたソン・フンミンを狙っていたものの、獲得レースは最終的にレバークーゼンに軍配が上がった。また、今夏にはリバプールがソン・フンミンの獲得を目指すという報道もあっただけに、クロップ監督の言葉は単なる“お世辞”ではなさそうだ。
記事では、ソン・フンミンの負傷に寄せて「彼は(カタール大会出場は)大丈夫だと聞いているよ。もしかしたらフェイスガードのマスクが必要かもしれないが、マスクを着けていても彼なら問題ないさ」とのコメントも残していたクロップ監督。この2人の“共闘”は、将来的に実現することもあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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