「大きな問題にならずに済んだ」 冨安健洋のW杯出場にアーセナル指揮官が太鼓判「順調なら…」
ELチューリヒ戦で負傷したものの、クラブ公式はW杯出場可能との見解
負傷離脱しているアーセナルの日本代表DF冨安健洋について、ミケル・アルテタ監督が言及した。「大きな問題にならずに済んだ」と語り、カタール・ワールドカップ(W杯)でのプレーにあらためて太鼓判を押している。
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冨安は昨季、度重なる負傷によって後半戦のほとんどを欠場。今季はアーセナルでの定位置の右サイドバック(SB)でイングランド代表DFベン・ホワイトがレギュラーとなっていたが、リーグ第10節のリバプール戦(3-2)をきっかけに左SB起用が増加していた。しかし、11月3日のELグループステージ第6節チューリヒ戦で途中出場した際、約15分後にハムストリングの負傷で交代を余儀なくされ、6日のプレミアリーグ第15節チェルシー戦(1-0)は欠場となっていた。
11月1日に発表された日本代表メンバーにも選出されている冨安。その状態が注目されていたが、アーセナル公式サイトでも「W杯には参加可能となるはずだ」と、W杯出場には楽観的な見方が示されていた。
そのなかで英メディア「フットボール・ロンドン」によると、現地時間9日に控えるリーグカップ3回戦ブライトン戦を前に、アルテタ監督は「トミは軽傷だ。試合中にプレーをストップしたのはいい判断だったし、大きな問題にならずに済んだ。1週間ほどで戻れるだろう」と冨安の状態に言及。「順調ならW杯にも問題なく出場できると思う」と語っている。
日本代表はもちろん、アーセナルにとっても重要な存在となっている冨安。詳しい状況が懸念されていたものの、早期復帰がほぼ確実な情勢になった。
(FOOTBALL ZONE編集部)