三笘薫は「まだすべてを見せていない」 潜在能力の高さを指揮官絶賛「もっとビッグな選手になれる」

ブライトンでプレーする三笘薫(右)【写真:ロイター】
ブライトンでプレーする三笘薫(右)【写真:ロイター】

ウォルバーハンプトン戦での活躍を称賛「三笘はビッグプレーヤー」

 イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は、現地時間11月5日のプレミアリーグ第15節ウォルバーハンプトン戦で今季初ゴールを含むチームの全得点に絡む活躍で3-2の勝利に貢献した。同チームのロベルト・デ・ゼルビ監督は、三笘について「もっとビッグな選手になれる」と称賛している。

 2試合連続スターティングイレブンに名を連ねた三笘は前半に右足アウトサイドを使ったパスで先制点の起点となると、1-2で迎えた同44分にはMFアダム・ララーナからの正確なクロスからヘディングで今季初ゴールをゲット。同アディショナルタイムには正確なボールタッチでDFネルソン・セメドの退場を誘発した。さらに後半38分には再び左サイドから仕掛けてエリア内を突破し、DFパスカル・グロスの決勝点を演出と獅子奮迅の活躍でチームを勝利に導いた。

 英メディア「サセックス・エクスプレス」は、「ブライトン監督のデ・ゼルビは、ウォルバーハンプトン戦で活躍したスターはまだ成長できると確信している」として、指揮官のコメントを引用している。

「三笘はビッグプレーヤーであり、大きなポテンシャルを持っている。そして、まだすべてのポテンシャルは見せていないと感じているよ。もっと良くなれるし、もっとビッグな選手になれる可能性がある」

 記事では「ボス(デ・ゼルビ監督)は過剰に選手を持ち上げたがらない」と指摘し、ブライトンの前線を務めるベルギー代表FWレアンドロ・トロサールを例に、選手には地に足をつけてほしいというスタンスだと紹介。三笘をはじめとする若い選手たちに期待するからこそ、そうしたスタンスを取っていると分析していた。

 シーズン中にグレアム・ポッター監督がチェルシーに引き抜かれるなかでも、好パフォーマンスを継続しているブライトン。冷静な指揮官のもとで“地に足をつけて”プレーし続けることは、三笘にとって大きなプラスになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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