横浜FM×神戸、A・ロペスのゴール取り消しに出場選手がリアルな声 「映像で見ると際どいけど、ファウルを取られても仕方ない」

時系列の確認で判定に約7分を要する

 家本氏は「反則かどうかは、クリアに2つ反則が起きている。最終的にVARが見せた映像の、ロペスの足がGKの腕を持っていくようなシーン。また、競技規則ではGKがボールを上から抑えているものは保持とされ、その状況では相手選手はボールにチャレンジできないとされている。映像を見ると、2つともクリアな反則だと思った」と語った。

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 一方で、約7分間も判定にかかった点については「水沼選手のオフサイド、そして水沼選手がシュートをしたところでもロペス選手がオフサイドラインの選手と並んでいる。その後にファウルの確認と、どうしても時系列になってしまう」と4か所の確認が必要だったことを指摘。そのうえで、このゲームが優勝の決まる可能性がある試合だったことや試合の立ち上がりだったこと、どのアングルの映像が適切なのかを選ぶのに時間がかかってしまったのではないかと推測した。

 GKが片手でボールを上から抑えていることが競技規則上は保持と定義されることについて、喜田は「保持となると(ボールを)抱えるような印象がある」と話し、田中氏は「正直、僕は分かっていなかった。GKに危ないかどうか、危なくなければアタックしようという感覚だった」と話していた。

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