横浜FM×神戸、A・ロペスのゴール取り消しに出場選手がリアルな声 「映像で見ると際どいけど、ファウルを取られても仕方ない」
「ジャッジリプレイ」で前半7分にロペスの得点が取り消されたシーンに言及
スポーツチャンネル「DAZN」の判定検証番組「Jリーグジャッジリプレイ」で、11月5日に行われたJ1リーグ第34節、横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸の試合で横浜FMのFWアンデルソン・ロペスが押し込んだプレーがファウルでゴール取り消しになった場面が取り上げられた。
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前半7分、横浜FMの攻撃場面でDF岩田智輝が左サイドからシュートを放つと、ゴールポストへの跳ね返りをMF水沼宏太が詰め、さらに神戸GK坪井湧也がセービングにいったところにロペスが詰めてボールがゴール内に入った。その後、このプレーに対してビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)から主審へと進言があってオンフィールドレビューが実施され、最終的に中村太レフェリーはロペスによる坪井へのファウルとして得点を取り消した。
また、最初の段階で岩田がシュートした瞬間に水沼のポジションは、前方に出ようと空中にある足の部分がオフサイドポジションのようにも見えた。元国際審判員・プロフェッショナルレフェリーの家本政明氏は「地面に足がついていないところは、オフサイドの材料とVARがしないようにという申し合わせがあるので、現場がオフサイドとしなかった以上ガイドライン上はオフサイドにできない」と、オンサイドと判定されたことを説明した。
一方で、ロペスと坪井の接触についてゲスト出演した元日本代表FW田中達也氏は、「微妙な場面で、GKのキャッチも上から抑えている感じで、FWの選手も過度な力ではないのでファウルではない場面もあるかもしれない」と話した。
また、ゲスト出演した横浜FMのMF喜田拓也は「うしろからで何が起きているか分からなかった。主審の方とコミュニケーションを取って、オフサイドかどうかとファウルかどうかのチェックをしているということだった。こうやって映像で見ると際どいけど、ファウルを取られても仕方ないのかなと。ピッチ内での心境は(判定が)どちらに転んでも動じないで準備しようと話していた」と、試合に出場していた選手ならではのリアルなコメントを残した。