U-21日本代表の大岩監督、U-19代表スペイン遠征メンバー選出の松木玖生を評価 「怪我なくあれだけタフに戦えるのは彼の強み」
松木は今季J1リーグで31試合に出場して2ゴールを記録
日本サッカー協会は11月8日、14~22日にヨーロッパ遠征に臨むU-21日本代表メンバー23人を発表した。今回は同時期にU-19日本代表がスペイン遠征を行うこともあり、U-19世代の選手は招集していないが、大岩剛監督はU-19日本代表の冨樫剛一監督とコミュニケーションを取りながら判断したという。
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U-21日本代表は、現地時間11月18日(日本時間19日)にスペイン・セビージャでU-21スペイン代表、22日(日本時間23日)にポルトガル・ポルティマンでU-21ポルトガル代表と対戦する。
一方、11月13日〜23日にスペイン遠征を行うU-19日本代表には、今年5月にU-23アジアカップにU-21日本代表のメンバーとして出場していたMF松木玖生(FC東京/19歳)やMF中井卓大(レアル・マドリード・カスティージャ/19歳)らが選出。松木はトレーニングパートナーとしてA代表が出場するカタール・ワールドカップ(W杯)に帯同する。
大岩監督は今回の選考について、「U-19の選手たちは今回、我々のグループには入っていない。来年の準備(U-20アジアカップ)があるので、そこは冨樫監督とコミュニケーションをとって判断させてもらいました」と説明。「これは選手たちが我々のグループに常に入るということではなくて、当然それぞれの基準・スタイルがあって、求めているものがあるので、そこに達するかどうかが最重要になる。そういうところは我々も見ているし、お互いに情報共有する形で選手選考をさせてもらいました」と続けた。
また、青森山田高を卒業し、ルーキーイヤーにFC東京で31試合2得点とフル稼働した松木に関しても、「高卒1年目、怪我なくあれだけタフに戦えるのは彼の強み。そのなかで、彼自身がフットボーラーとしていろんなものを吸収したと思います。それは今後我々も追っていきたいし、どういう風なロードマップを描いているのか、見て行きたい。我々のグループにも名前が上がる選手なのでしっかりチェックしていきたい」と評価していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)