「相手を見切っていた」 レスター指揮官がブラジル代表DF翻弄で2得点の岡崎をべた褒め

2点目の叩きつけたシュートの判断も称賛

 岡崎の放った浮き球のシュートは、ネットを揺らす前に相手DFが懸命に掻き出したが、ボールはゴールラインを越えていた。満面の笑みで今季初ゴールを喜んだ岡崎に、試合後、イタリア人指揮官から賛辞が待っていた。

「チェルシーはよりボールを支配していたが、いつものことだ。我々はとてもスマートだった。岡崎慎司は2得点を決めることができた。彼は二度も相手を見切っていた。一度目はダビド・ルイス、次は相手のゴールキーパーだ」

 侍ストライカーは百戦錬磨のブラジル代表DFが見せた一瞬の隙を見逃さなかった。指揮官はその洞察力を絶賛したのだ。

 また前半34分には、エリア内右でMFアンディ・キングからのパスを受けた岡崎はDFルイスのプレッシャーを受けながらもシュート。そして、地面に叩きつけたシュートは高く弾んでGKの頭上を抜けた。

 グラウンダーのシュートを警戒する素振りを見せたベゴビッチの読みを外す巧妙な一撃。流れのなかで最良の選択をした岡崎の判断力も指揮官は高く評価していた。

 

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