川崎MF家長昭博、ベストイレブン選出もチームの結果に悔しさ 「非常に残念なシーズン」

川崎の家長昭博【写真:徳原隆元】
川崎の家長昭博【写真:徳原隆元】

ベストイレブンに川崎から5人が選出

 今季のJ1リーグで活躍したチームや選手、監督を表彰する「2022 Jリーグアウォーズ」が東京都内で11月7日に開催。発表後、ベストイレブンに選ばれた選手たちへの記者会見が行われ、川崎フロンターレMF家長昭博が質疑応答で今シーズンについて振り返った。

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 家長は4回目のベストイレブン受賞。個人としては今季12ゴールを記録し、得点ランキングで3位に入賞した。しかしチームは横浜F・マリノスとの優勝争いに敗れ2位でフィニッシュ。連覇を達成した2020、21シーズンと比較しても厳しい試合が多いシーズンだった。

 記者から今季の総括について問われると「個人、チームとして非常に残念なシーズン」と言及し、「苦しい試合が多かった」と回顧。続いて今シーズン残した個人の数字への質問には、「あくまで求められているのはクラブのタイトル」と明言を避けた。

 この会見で、同じくベストイレブンを受賞した川崎DF山根視来(3回目)も「(優勝へ)何かが足りなかった」と反省の弁を述べるなど、チームとしての悔しさを露わにしている。最終節までもつれ込んだタイトル争いで、同県のライバルとしのぎを削ったシーズンを糧に、「苦しい時期だからこそ学んだこともある」と、家長はすでに来季のリベンジに燃えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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