開幕4連敗のバレンシアが昨季以降で3人目の監督解任 後任に前インテル指揮官マンチーニ浮上
迷走する名門がアジェスタラン監督の解任を発表
開幕からリーグ戦4連敗と大不振が続いているスペインの強豪バレンシアは、現地時間20日にクラブ公式サイトでパコ・アジェスタラン監督の解任を発表した。
昨季はヌノ・エスピリト・サント元監督、ガリー・ネビル前監督を次々と解任した。そして、4月に就任したアジェスタラン監督と2018年6月まで契約を延長していたが、今季は開幕から4連敗。4試合で10失点と守備陣も崩壊し、クラブ側が早くも手を打った格好だ。
そして、イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」では、後任に前インテル監督のロベルト・マンチーニ氏が浮上していると報じている。マンチーニ氏は今年8月に、中国資本に株式約70%を売却したクラブの新首脳陣と対立し、リーグ開幕まで2週間を切った段階で事実上の解任とされる契約解除となっていた。
いずれにせよ、バレンシアはこれで2シーズンで3人目の監督解任となった。迷走を続ける名門を、仮に就任となればスペインでは初采配となるマンチーニ氏が立て直しに動くことになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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