ミラン本田、ラツィオ戦途中出場もシュートはスタンドへ… チームは無失点で2連勝
2試合ぶり今季2度目の出番も見せ場作れず 試合は2-0で勝利
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、20日の本拠地ラツィオ戦で2-0の勝利を収めた。ベンチスタートの本田は2点差がついた後半37分に登場し、アディショナルタイムには右足でシュートを放ったもののゴールはるか上に外した。ミランは2試合連続の完封勝利を飾った。
ホームでラツィオ相手に26戦無敗を続けているミランだが、立ち上がりは不安定で先制ゴールを奪われてもおかしくない展開になった。前半3分、11分と決定機を作られたものの、GKジャンルイジ・ドンナルンマのファインセーブで切り抜けると、ラツィオのミスに乗じて先制点を挙げることに成功する。
同37分、ラツィオが中盤でミスを犯したところを出場停止から復帰のMFユライ・クツカが拾うと、そのままFWカルロス・バッカへスルーパス。フリーで抜け出したバッカがGKとの1対1を冷静に決め、ミランが1-0とリードしてハーフタイムを迎えた。
中3日のミランに対し、中2日と日程の厳しいラツィオは後半、時間の経過とともに運動量が減少し、試合はミランペースになった。前線のタレント頼みの攻撃が続き決定機が訪れないなかで迎えた同28分、右サイド深くまで入り込んだFWエムベイエ・ニアングがマイナスに折り返したところを、スライディングに行った相手DFが手を出してしまい痛恨のハンド。このプレーで得たPKをニアングがゴール左に決め、2-0とリードを広げた。
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