インテル長友を襲う新たな危機… 指揮官が19歳の長身SBを次節スタメンに抜擢か
新鋭ミアンギーの先発起用をデブール監督が示唆と、伊紙が報じる
インテルの日本代表DF長友佑都が、19歳の新鋭にポジションを奪われる危機にあると報じられている。イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。
イタリアは先週末から今週末にかけ、ミッドウィークを使用して3試合のリーグ戦を消化する過密日程が組まれている。さらにインテルは、先週の木曜日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)の初戦を戦い、さらに来週のミッドウィークにも第2節が組まれている。9月15日から10月2日のローマ戦まで、17日間で6試合の過密日程になる。
そうした状況を受け、フランク・デブール監督は選手をターンオーバーさせながら戦い抜くことを決断しているという。そして、21日に迎えるリーグ次節の敵地エンポリ戦で、左サイドバックに192センチの長身で19歳の新鋭DFミアンギーを起用する可能性を示唆したと報じられている。
18日のリーグ戦、大一番のユベントス戦の後半、左サイドバックで先発出場していたDFダビデ・サントンが負傷した際に、声がかかったのは長友ではなくミアンギーだった。15日のEL初戦にフル出場して中2日だったとはいえ、残り時間も短いなかで長友の出番も予想されたが、デブール監督の選択は長身の若手DFだった。そして、ターンオーバーを決断しているなかで、長友よりも優先度の高い起用をされようとしている。
長友よりも20センチ以上の長身というアドバンテージは、オランダ人指揮官のデブール監督にとって大きな要素になっている模様だ。昨季終盤に3年の契約延長を勝ち取った長友だが、飽和状態のサイドバック争いのなかに新鋭も登場し、苦境に立たされている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images