闘莉王が原口元気のW杯“落選”に疑問符「野球で言えばクローザーを捨てることになる」

代表落選となった原口元気【写真:Getty Images】
代表落選となった原口元気【写真:Getty Images】

ポジションごとにメンバーを選出し持論展開「原口選手が入ると思った」

 11月20日に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表メンバー26人の発表が11月1日に行われた。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は森保一監督が試合終盤に重宝していたMF原口元気(ウニオン・ベルリン)の落選に「守備的に行くのに、自分のクローザーを捨てるのか」と疑問符を付けている。

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 闘莉王氏のYouTube「闘莉王TV」の最新回はW杯カタール大会に臨む日本代表のベストイレブン。ポジションごとにメンバーを選出した闘将だが、「自分は原口選手が入ると思った。柴崎(岳)選手と相馬(勇紀)選手の代わりに入ってもおかしくない」と持論を展開した。

 今回1トップでFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)と古橋亨梧(セルティック)という実力者を外したところから、ドイツ、スペインという強豪揃いのグループステージでの戦術を専守防衛の「ロッキー戦術」と予想している闘莉王氏だが、アジア最終予選で試合終盤に途中出場で起用することの多かった原口の落選に苦言を呈している。

「原口を外した。森保監督は野球で言えば、(原口を)クローザーで使っていたが、守備的で行くなら自分のクローザーを捨てるのとなる。ちょっと何を考えているのか、追いつかない」

 中盤ならどこでもプレーできる原口の落選は、闘莉王氏の予想する森保ジャパンの守備的戦略とマッチしないと持論を展開する最新回になっている。

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