「三笘とのミニ韓日戦に完敗」 ファン・ヒチャン、ブライトン戦シュート0本で途中交代に母国メディア嘆き
三笘はウォルバーハンプトン戦でゴールを含む3得点に絡む大活躍
イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は、現地時間11月5日に行われたプレミアリーグ第15節ウォルバーハンプトン戦(3-2)に2試合連続で先発出場し、今季初ゴールを含む全3得点に絡む活躍で勝利に貢献した。それに対して、ウォルバーハンプトンの韓国代表FWファン・ヒチャンは無得点に終わり、韓国メディアは「ミトマとのミニ韓日戦に完敗」と伝えている。
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2試合連続のスタメン起用となった三笘は前半10分、左サイドから右足アウトサイドのパスをゴール前へ送ると、これがベルギー代表FWレンドロ・トロサールを経由してイングランド代表MFアダム・ララーナへ。元イングランド代表MFがこれをゴールに収めてブライトンが先制した。
ブライトンはその後に逆転を許したが、前半終了間際の44分にはララーナの右クロスからファーサイドの三笘がヘディングで同点弾をゲット。さらに同アディショナルタイムには味方のロングボールに抜け出したプレーで相手DFのファウルを誘発。三笘を掴んで倒したポルトガル代表DFネルソン・セメドは退場処分となり、ブライトンが数的優位を手にした。
三笘の活躍は後半に入っても続いた。同点で迎えた同38分、ドリブルでペナルティーエリア内左を突破した三笘のパスからドイツ人FWデニズ・ウンダフ、そしてドイツ人DFパスカル・グロスへとつながり、勝ち越しゴールが生まれた。三笘は3得点に絡んだうえにレッドカードも誘発と大活躍を見せた。
韓国メディア「xportsnews」は「ミトマとのミニ韓日戦に完敗」と見出しを打ち、ブライトンの対戦相手であるウォルバーハンプトンのファン・ヒチャンにスポットライトを当てた。後半45分までプレーした三笘に対し、ファン・ヒチャンは後半23分にスペイン代表FWアダマ・トラオレと交代してシュートも0本。8月13日に行われたプレミアリーグ第2節フルハム戦(0-0)以来84日ぶりのスタメンで結果を残せなかったことに触れた。
「ファン・ヒチャンをセンターフォワードに入れて相手にプレッシャーをかけようとしたが、身体に合わない服を着させられたように苦戦した。とはいえ、積極的にシュートを打つことが必要だったが1本も打てずに交代となった。W杯前に試合感覚を掴めたので良かったということくらいだ。一方で、ミトマは日本の新エースだと知らしめた。ミトマのパスがララーナの初ゴールに大きな役割を果たしたと言っても過言ではない」
韓国メディアは、「三笘vsファン・ヒチャン」が三笘の完全勝利に終わったことを伝えていた。