「中盤は確実に変える」とミラン監督がスタメン変更を明言も、本田の名は挙がらず…

中3日のラツィオ戦でターンオーバー実施へ

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、20日の本拠地ラツィオ戦に向けて中3日の過密日程となるためターンオーバーを明言しているが、開幕から4試合連続でスタメン落ちの日本代表FW本田圭佑についての言及はゼロ。ベンチ要員という屈辱が続くことになりそうだ。

 ミラネッロで行われた記者会見で、若き戦術家は中盤のターンオーバーを明言した。

「レギュラー選手の全員を変えることはしないが、中盤は確実に何かを変えなければならない。多くの試合を連続でこなしているから」

 ラツィオ戦に向けた練習では主将のMFリッカルド・モントリーボ、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラの代わりに、出場停止明けのスロバキア代表MFユライ・クツカと、18歳の新鋭MFマヌエル・ロカテッリを、指揮官は先発組でテストしているという。

 下部組織出身の司令塔ロカテッリを、前節サンプドリア戦で途中出場させたモンテッラ監督は「うまく試合に入っていた。今週はフィジカル的にコンディションが上がっている。とても若く、個性が強い。経験を重ねて成長しているので、満足している。バランスがとれている選手」と絶賛しており、先発で起用する可能性が高まっている。

 

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