アーセナル冨安の負傷は「W杯への恐怖を与えている」 日本代表の“懸念”指摘「ナーバスになりながら…」
ELチューリヒ戦で右足ハムストリングを痛めて途中交代
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間11月3日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ最終節チューリヒ戦(1-0)で右足ハムストリング付近を痛めて途中交代した。カタール・ワールドカップ(W杯)直前での負傷を、英紙は「W杯への恐怖を与えている」と取り上げている。
20日に開幕するカタールW杯に向けた日本代表メンバー26人に名を連ねたばかりの冨安は、ELチューリヒ戦でイングランド代表DFベン・ホワイトに代わって後半28分から途中出場。しかし同41分にピッチに座り込んでしまい、右足ハムストリング付近を痛めた様子で、足を引きずりながら途中交代となった。
英紙「イブニング・スタンダード」は「チューリヒ戦で日本にW杯への恐怖を与えているなか、アーセナルは今後数日で冨安の状態を精査することになる」として、今後の行方に注目している。
記事では現地時間6日のプレミアリーグ第15節チェルシー戦を欠場することが濃厚としつつ、「日本は冨安のニュースをナーバスになりながら待っているだろう」と指摘。アルテタ監督の「練習でも試合でも、こういうことは起こり得る。今回は不運なことにトミにそれが起こってしまった」というコメントを紹介している。
日本代表では主にセンターバック(CB)として活躍する冨安の出場可否は、チームの命運を左右する可能性すらある。ポジティブな続報を期待したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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