アーセナル冨安が「また負傷」 W杯直前の再負傷に英記者が不安指摘「ガラス作品」
ELチューリヒ戦で右足ハムストリングを痛めて途中交代
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間11月3日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ最終節チューリヒ戦(1-0)で右足ハムストリング付近を痛めて途中交代した。ミケル・アルテタ監督は「筋肉に問題を抱えている」と明かしたが、再負傷を受けて海外記者は冨安をガラス細工に例えて脆さを不安視している。
11月20日に開幕するカタールW杯に向けた日本代表メンバー26人に名を連ねたばかりの冨安がアクシデントに見舞われた。ELチューリヒ戦でイングランド代表DFベン・ホワイトに代わって後半28分から途中出場したが、同41分にピッチに座り込んでしまい、右足ハムストリング付近を痛めた様子で、足を引きずりながら途中交代となった。
英メディア「フットボール・ロンドン」によれば、アルテタ監督は試合後、英衛星放送「BTスポーツ」のインタビューで「(詳細は)分からない。筋肉に問題を抱えていて、リスクを冒したくなかった。今後48時間以内に彼の状態を判断する」と冨安の状態について語ったという。
冨安は今年1月と2月に左右のふくらはぎを痛めて長期離脱を余儀なくされた。復帰し、左サイドバック(SB)としてスタメン起用が定着し始めたなかでの再負傷となった。英メディア「GIVE ME SPORT」のアレックス・バット記者は、ツイッターで「冨安がまた負傷。ピッチに立っていたのは数分だった。グラスサイン(装飾ガラス作品)だ」と怪我の多さを懸念している。
アルテタ監督は48時間以内での状態の確認を示唆しているが、W杯開幕が近づくなかで状態が気にかかるところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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