顔面骨折のソン・フンミン、手術決定は「悪夢のニュース」 韓国エースの悲運に英メディア注目
CLマルセイユ戦で負傷交代 トッテナムから手術決定が発表される
イングランド・プレミアリーグのトッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンは、顔面骨折の影響で手術に踏み切ることが発表された。カタール・ワールドカップ(W杯)直前のアクシデントに英メディアも注目。韓国代表にとって「悪夢のニュース」と報じている。
ソン・フンミンは11月1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節マルセイユ戦(2-1)で先発出場。前半29分に競り合いのなかで左目付近を負傷し、途中交代となっていた。試合後、トッテナム公式サイトでは骨折した左目付近の状態を安定させるため、手術に踏み切ることが発表された。
20日にカタールW杯の開幕を控えるなかでのアクシデントに、英メディア「TEAMtalk」は「韓国人ストライカーのW杯の夢が霧散するかもしれない悪夢のニュース」と注目。「韓国代表はウルグアイ代表との初戦を24日に控えており、ソン・フンミンの出場には疑問符がつく」としたうえで、次のように続けている。
「ソン・フンミンにとって、カタールでの大会までにフィットするための戦いが始まった。トッテナムでの残り3試合を欠場することはほぼ確実だ。そして、このニュースは韓国代表に絶望とともに届けられるだろう。ソン・フンミンはキャプテンも務める代表チームのヒーローだ。本大会までの期間はメディアを騒がせることも間違いない」
記事では13日までに各国がメンバーを決定する必要があることにも触れられ、ソン・フンミンの回復に厳しい展望を示している。今や世界屈指の点取り屋に成長した韓国代表FWは、4年に1度の晴れ舞台に立つことができるのだろうか。
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