松木安太郎氏が森保ジャパンのW杯勝敗を大胆予想 「今回の日本はクロアチアに似ている」
松木氏の優勝国予想は「イングランド」 その理由は…
また、優勝国予想の話題となった際、松木氏は2018年のロシアW杯で準優勝に輝いたクロアチアを予想していたと明かしている。
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「前回大会で、僕はクロアチアを優勝予想に挙げていたんですよ。解説者もいっぱいいましたが、鼻で笑われました(笑)。ですが、僕にはある程度の裏付けがありまして、ヨーロッパの各強豪クラブにいるトッププレーヤーを、縁の下の力持ちとして支えて、いいプレーをさせるような選手がクロアチアには非常に多かったんですね。そういった知名度が高いわけではない選手たちが、今度は1つの国の代表となって力を合わせるという意味では、とんでもない力を発揮するんじゃないかと考えていました。そして、残念ながら優勝は届きませんでしたが、2位まで上り詰めましたね!」
前回大会でのクロアチアの躍進を的中させたうえで、「今回の日本は、その前回大会のクロアチアに似ているんですよ。なので、ベスト8入りの可能性は大いにあると考えています」と、松木氏は日本代表がサプライズを起こす存在になりえると太鼓判を押していた。そして、優勝国の予想に関しては、最初にブラジルとフランスについて口にした。
「優勝予想で言うと、まずはブラジル。ブラジルが優勝できていないのは、実はホスト国としての母国開催の時だけなんですよね。ほかの国はだいたいが母国開催で優勝していますが、ブラジルに関しては欧州大陸、アメリカ大陸、アジア大陸で優勝しており、異なる大陸での戦い方に長けている。あとは、年齢的に見て、チームがちょうどいいバランスになっているのはフランスだね」
ブラジルかフランスの優勝の可能性が高いと前置きしつつ、最終的に松木氏が指名したのはイングランドだった。その背景には、故・エリザベス女王の存在があるという。
「ダークホースとして挙げるなら、イングランド。今年、エリザベス女王が亡くなったわけですが、あの(元イングランド代表MFデイビッド・)ベッカムがエリザベス女王のために21時間も歩いたんですよ! あれほどのスター選手でさえもそうやって思いをつなごうとした。そのイングランドがどれだけの力を発揮するかというのが、楽しみですね。なので僕は今回、イングランドを推そうかなと考えています」
松木氏はカタールW杯で“死のグループ”に入った日本代表の1勝2分、そしてイングランド優勝を予想したが、果たしてどのような結末を迎えることになるのだろうか。