松木安太郎氏が森保ジャパンのW杯勝敗を大胆予想 「今回の日本はクロアチアに似ている」
松木氏が日本代表の勝敗を予想「チーム作りを変更するんじゃ…」
カタール・ワールドカップ(W杯)が11月20日に開幕する。森保一監督率いる日本代表は、初のベスト8進出を目指すなか、サッカー解説者の松木安太郎氏がグループリーグの勝敗に加え、今大会における優勝国を予想している。
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日本代表は11月1日にカタールW杯登録メンバー26人を発表。今大会もテレビ朝日で解説者を務める松木氏は、森保監督は選考基準として“攻守のバランス”を重んじたと見解を述べる。
「攻めだけでもなく、守りだけでもなく、どちらも安定した戦い方をできるような選手、またメンバーを代えたとしてもチームのパフォーマンスが落ちないような資質を備えた選手が多く選出されている印象ですね。例えばスピードや運動量が豊富なFWだったり。前線からプレッシャーをかけなければいけない展開が今大会は多くなると思いますから」
タイトな日程で行われるグループリーグの試合について松木氏は、「1戦目と2戦目のチーム作りを若干変更するんじゃないかなと予想している。それで、3戦目をできるだけいい状態で戦えるようなベースを作りたいという布陣を選んだんじゃないかな」と、体力消耗を抑え、フレッシュな状態を維持するためのターンオーバー制を採用する可能性についても触れた。
さらに、グループリーグ3試合に関して、松木氏は自身の勝敗予想について語っている。
【初戦:対ドイツ】予想スコア:0-0、1-1
「1失点までに抑えないと、ドイツと引き分けるのは難しいんじゃないかな。今の日本の実力を考えると、どこの国に対しても、1得点は奪える可能性が高い。過去のW杯を振り返っても、あのブラジル相手にだって得点を奪っているから。それを踏まえて、0-0か1-1かなと」
【第2戦:対コスタリカ】予想スコア:2-1
「コスタリカは(2014年のブラジルW杯で)ベスト8まで進出した実績もあるし、それなりに日本対策もしてくると思うので、むしろスペインやドイツと戦うよりも、日本にとってはもしかしたらコスタリカ戦のほうがなかなかこじ開けるのが難しい試合になるかもしれない。ですから、どちらかのスコアが動いた時に、試合が動いていくだろうという意味で、2-1と予想します」
【第3戦:対スペイン】予想スコア:0-0、1-1
「この試合も、引き分けという結果になるんじゃないかな。もちろん、2戦目を終えて、どのような状況にあるかにはよってくるだろうけどね。もしも引き分けで2位が確保できそうな立場にあるようだったら、引き分けで終わらせにいくんじゃないかな」