J1首位・横浜FMからW杯メンバー選出されず 反町委員長「あくまで選手選考。そういうこともある」

日本サッカー協会の反町康治技術委員長【写真:徳原隆元】
日本サッカー協会の反町康治技術委員長【写真:徳原隆元】

海外組20人に対して国内組は6人「言われてみればそうですが…」

 日本サッカー協会は11月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバー26名を発表した。そのなかで、国内でプレーしている選手は、GK権田修一(清水エスパルス)、DF長友佑都(FC東京)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、DF谷口彰悟、DF山根視来(いずれも川崎フロンターレ)、MF相馬勇紀(名古屋グランパス)の6選手にとどまった。

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 メンバー発表後、SNSでは「J1で首位の横浜F・マリノスの選手がいない」といった投稿も見られ、9月の欧州遠征後、森保一監督が優勝争いをしている横浜FMの試合会場に姿を見せていないことを指摘する声も挙がった。

 だが、2日にオンライン取材に応じた反町康治強化委員長は、「それは見たい選手を優先していたのだと思う」とし、「監督が行っていなくても、コーチが行っていますし、(監督も)映像で試合を確認しているはずです。現地に行ったことに好き、嫌いは関係ないと思う」と、理解を求めた。

 そして、J1首位のチームから選手が選出されなかったことについても、「そうした話は、(代表チーム内で)一切出なかった。国内の選手があまり多くなかったこともあるでしょう。確かに言われてみればそうですが、鹿島アントラーズから誰も選ばれていないのと同じで、海外組が多い。やっているサッカーうんぬんではなく、あくまで選手選考なので、そういうこともある」と、重ねて説明した。

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