大迫勇也、W杯の“代表選外”にドイツメディアも驚き「競技面では順調に見えたが…」
1日に発表された日本代表メンバーに含まれず
ヴィッセル神戸のFW大迫勇也は、11月1日に発表されたカタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表メンバー26人に選出されなかった。大迫がかつてプレーしたドイツのメディアは、この発表に驚きを示している。
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1日の代表メンバー発表では、森保一監督が自ら26人の名前を読み上げたなか、さいごまで大迫の名前が呼ばれることはなかった。指揮官は「これまでの活動、今の選手の置かれている状況、W杯での戦いを見通した時に総合的に考えて今のベストということで選考させていただきました」と選考理由を説明している。
ドイツ地元紙「kreiszeitung」が運営するブレーメン専門サイト「Die DeichStube」は、「元ブレーメン戦士がW杯スカッドを逃す」と衝撃とともに報じ、「W杯の夢破れる:元ブレーメンの大迫勇也は日本代表とともにカタールに行くことができない」と伝えた。
大迫はブレーメン時代、公式戦87試合出場15得点を記録。2021年8月に神戸に移籍するまで所属していた。記事では「元ブレーメンのアタッカーにとって、競技面では順調に見えた。故郷の日本で再び得点を決め始めていたからだ」と、今季J1で25試合7得点を記録している現状を紹介し、次のように続けている。
「ブレーメンを離れてから、45試合で24得点を記録しており、悪くない数字だ。そのうえで、大迫には悪いニュースとなった。かつての日本年間最優秀選手は、カタールW杯の日本代表の最終スカッドに残れなかった」
「元ブレーメン戦士は、2014年のブラジル大会と2018年のロシア大会にも出場しており、今大会ではキャリアの大部分を過ごしたドイツとの対戦を控えていた。大迫はこの試合を、テレビを通して見ることになった」
確かな足跡を残したドイツでも、大迫の代表メンバー選外は大きなニュースとなっているようだ。