「ベスト16への道を切り開いた」 フランクフルト鎌田、CL3戦連続弾…PKで同点ゴールに専門メディアも称賛

スポルティング戦でゴールを決めた鎌田大地【写真:ロイター】
スポルティング戦でゴールを決めた鎌田大地【写真:ロイター】

スポルティングを2-1で破り、CL決勝トーナメントへ進出

 ドイツ1部フランクフルトは現地時間11月1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節でポルトガル1部スポルティングと対戦し、2-1の逆転勝利を飾った。フランクフルトの日本代表MF鎌田大地はスタメン出場でペナルティーキック(PK)を沈めて勝利に貢献したなか、フランクフルト専門メディアも「絶好のチャンスを手繰り寄せた」と称えている。

 この試合では、同じくフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠、スポルティング所属の日本代表MF守田英正は怪我でベンチ外となっている。

 アウェーのフランクフルトは、前半39分にFWアルトゥールに決められ1点を追う形になる。それでも後半17分、この試合ボランチで出場していた鎌田とのペナルティーエリアでの競り合いの際、DFセバスティアン・コアテスの手に当たってハンドの判定に。このPKを自らがきっちり決め、堅かったスポルティングの牙城を崩す。

 そして同27分、FWランダル・コロ・ムアニが鋭角からゴールを沈めついに逆転に成功。フランクフルトが勝利をもぎ取り、グループDで2位が確定。クラブ初の決勝トーナメント進出を決めた。

 フランクフルト専門メディア「SGE4EVER」は「鎌田大地とコロ・ムアニが、アイントラハトの素晴らしい後半戦でベスト16への道を切り開いた」と逆転勝利を導いた2人を称賛。鎌田がPKの場面について「鎌田はアイントラハトをチャンピオンズリーグのベスト16に一歩近づける絶好のチャンスを手繰り寄せ、冷静に決めた」とレポートしている。

 同日にはカタール・ワールドカップ(W杯)へ挑む日本代表にも選出が決まった鎌田。CLではトッテナム(2-3)、マルセイユ戦(2-1)に続いて3戦連続ゴール、公式戦を通しても20試合で12ゴール3アシストと能力を遺憾なく発揮している。現地でも期待が高まるパフォーマンスだったようだ。

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