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解任も浮上したインテル監督の采配が的中し、王者ユベントスを撃破! 長友は出番なし
ユベントスは今季公式戦で初の黒星
ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、同30分に新加入のFWゴンサロ・イグアインを投入してゴールを狙いにいったが、機能していない中盤のテコ入れを怠ったことが致命傷になった。同33分、疲労からか雑なプレーが目立っていたアサモアが自陣で不用意なパスミスでインテルにボールを渡すと、イカルディが右足アウトサイドで上げたトリッキーなクロスに、走り込んだのは途中出場のペリシッチだった。フリーになって頭で合わせたシュートは、鉄壁の守護神GKジャンルイジ・ブッフォンも反応できないサイドネットに吸い込まれる一撃となった。
コンディション不良から15日のUEFAヨーロッパリーグのゲームで帯同メンバーから外れ温存された切り札が、2-1の勝ち越しゴールを呼び込んだ。インテルはその後、左サイドバックのDFダビデ・サントンが足をつってプレー続行不可能に。長友の投入かと思われたが、フランク・デブール監督の選択は192センチの長身で19歳の新鋭DFミアンギーだった。インテルは試合終了間際にMFエベル・バネガが2枚目のイエローカードで退場処分になる苦境に陥ったが、リードを守り切りユベントス相手の大一番を2-1で制した。
開幕からこれまでの結果と内容の拙さから去就問題が勃発していたインテルのデブール監督だが、途中出場のペリシッチが決勝ゴールを奪い采配を的中させた。一方のユベントスは、今季の公式戦で初の敗戦となった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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