鎌田大地、セビージャが関心とスペイン紙報道 W杯に向けて「ライバルが増えないことを…」
エバートンからも関心 W杯の活躍でライバル登場も?
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、今季公式戦18試合で11得点3アシストを記録し、主軸として躍動している。そんななか、スペインメディアは鎌田のセビージャ移籍の可能性を指摘し、ワールドカップ(W杯)で価値がさらに上昇する可能性にも触れている。
鎌田は現地時間10月29日のブンデスリーガ第12節ボルシア・ドルトムント戦(1-2)に先発出場。0-1で迎えた前半26分には右足の強力なミドルシュートで今季7得点目を決めた。チームは敗れたが、ドイツ誌「キッカー」では今季3回目となる今節のベストイレブンに選出されており、目覚ましい活躍を続けている。
そんな鎌田について、スペイン紙「LA RAZON」は「ダイチ・カマダ、セビージャのエキゾチックなゼロコスト補強」と見出しを打って特集。2023年6月に契約切れとなる鎌田を、セビージャがノーコストでの獲得を狙っていると報じた。
記事では「鎌田がフランクフルトとの契約を更新しなかった場合、セビージャは26歳の日本代表の獲得を目指すだろう」とし、イングランド・プレミアリーグのエバートンも獲得を検討中と指摘。「エバートンを出し抜いて獲得するためには、1月から交渉をスタートしたうえで、W杯を見てライバルが増えないことを祈る必要がある」と、日本代表としての鎌田がカタールW杯で価値を高める可能性が高いことにも言及している。
欧州の地で着々と評価を高めている鎌田。W杯後には激しい“争奪戦”が勃発する可能性もありそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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