今季出場32分間で2ゴール! 衝撃の決定力を見せるマインツ武藤に独紙チーム最高評価タイ

本田、香川ら代表主力の不振を尻目に、限られたチャンスで躍動

 マインツの日本代表FW武藤嘉紀は18日のブンデスリーガ第3節の敵地アウクスブルク戦に後半22分から途中出場し、同36分に右からのクロスのこぼれ球を押し込んで今季2得点目をゲットした。短い出場機会のなかで確実に結果を残したアタッカーに対し、独メディアはチームトップ評価を与えた。

 マインツは前半7分に先制した。武藤とポジションを争う1トップのFWジョン・コルドバがMFユヌス・マリの右CKからヘディングで合わせた。後半28分に相手DFコンスタンティノス・スタフィリディスのゴールで一時同点とされるも、マインツは同30分に昨季途中にドルトムントへの移籍も取り沙汰された背番号10のマリ、同36分に途中出場の武藤がネットを揺らして3-1と突き放した。

 独紙「ビルト」は採点(1が最高、6が最低)で、武藤に対して1ゴール1アシストのマリ、DFステファン・ベル、DFジュリオ・ドナーティと並ぶ「2点」を与えた。チームトップタイ評価だった。コルドバら7選手が「3点」と平均点で並び、左サイドで先発したMFカリム・オニシウォがマインツではワーストの「4点」だった。

 開幕戦のドルトムント戦以来の今季2点目を決めた武藤は、あくなき向上心をむき出しにしている。ブンデスリーガ公式サイトが、武藤の試合後のコメントを紹介している。

 

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