内田篤人氏、W杯メンバー26人に期待と驚き 「名前を呼ばれなかったのが大きい」と所感

内田篤人がメンバーに言及【写真:Getty Images】
内田篤人がメンバーに言及【写真:Getty Images】

W杯メンバー発表を受け、元日本代表DF内田篤人氏が顔ぶれに言及

 日本代表の森保一監督は11月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)を戦う日本代表メンバー26名を発表した。この顔ぶれを受けて、元日本代表DF内田篤人氏が感想を語っている。

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 9月のドイツ遠征に選ばれていたFW古橋亨梧、MF原口元気、MF旗手怜央といった選手たちが外れることになったが、内田氏はヴィッセル神戸で復調しているFW大迫勇也が外れたことについて「大迫選手が名前を呼ばれなかったのが大きいと思う」と、所感を述べた。

 その一方で、現在、負傷中のDF板倉滉やFW浅野拓磨がメンバー入り。また、肩の怪我が伝えられているMF久保建英もメンバーに名を連ね「怪我人が多くて心配しましたが、どの選手も、ある程度は入っている。怪我やコンディションはまだ時間がある見込みなのかなという印象があります」と、コメントしている。

 また、アピールに成功した選手を問われると、「前田大然選手、上田綺世選手。前線の選手たちは、今のコンディションも良いですし、自チームでどれだけ活躍しているかが大切になる。そのあたりも考慮したと思う」と、9月のドイツ遠征で存在感を発揮したストライカーの名前を挙げた。

 攻撃的な選手の多くはW杯初出場となるが、内田氏は「パッとメンバーを見ても、W杯を経験している選手もいますし、海外でプレーしている選手も多い。そのへんの経験は大丈夫かなと思います」と、語った。

 そして期待する選手については、「上田綺世選手、伊東純也選手、鎌田大地選手」と、3人の名前を挙げて、そのなかでも鎌田について「チームでも点を取っているし、ヨーロッパでも移籍市場を賑わせている選手。コンディションを整えてくれれば、ドイツでもプレーしているし、勢いに乗れると思う」と、大きな期待を寄せた。

 また、同じくドイツでプレーしているFW堂安律についても「左足で一発を持っている選手。スタメンからも行けるし、途中から入ってもゲームを決定づける。彼のように気持ちの強い選手のプレーは周りに伝染する。勢いが付くから楽しみなプレーヤーだと思う」と、言及した。

 自身もドイツでプレーしていた内田氏は、「ドイツに勝つためには3バック」と提案していたが、森保監督は選出した26人で、どのような戦いを見せてくれるだろうか。

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