大迫落選でカウンター狙い? セルジオ越後氏、森保ジャパンのメンバー選考に見解「戦術が見えてきた」

日本代表メンバーから外れた大迫【写真:高橋 学】
日本代表メンバーから外れた大迫【写真:高橋 学】

「ABEMA」の中継で解説

 日本代表は11月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む登録メンバー26人を発表。チーム発足時から攻撃を牽引してきたFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)の落選などがあったなか、「ABEMA」の中継に出演したサッカー解説者のセルジオ越後氏は「戦術が見えてきた」と語っている。

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 日本代表は今大会、グループリーグでドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表という厳しい組み分けのなかで、史上初のベスト8進出を目指す。

 森保監督はGK3人以外を「フィールドプレーヤー」として名前を読み上げ、FWでは前田大然(セルティック)、上田綺世(セルクル・ブルージュ)、浅野拓磨(ボーフム)が選出。今年1、2月のW杯アジア最終予選以降は招集していなかった大迫、FW古橋亨梧(セルティック)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)らが外れた。

 セルジオ越後氏は、まず「大きなサプライズはない」と感想。そして、「原口が外れた、古橋が外れた。守る選手の年齢が高くて、攻撃的な選手が若い。先輩が守るから若いのがやってこいという選び方。ある意味では世代交代」と語った。

 大迫の落選には、森保一監督が本大会でどんなサッカーを見せるかも読み取ることができるとセルジオ越後氏は話す。

「やろうとするサッカーが見えてきた。守らないといけない(選手の)選び方。大迫は今まで不動のFWだった。それだけ大迫のイメージが強かった。レベルの高い相手との戦いとなるなかで、カウンターで早い選手が目立つ。戦術が見えてきた」

 森保監督が上田、前田、浅野をどう起用していくかに注目が集まる。

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