鎌田大地のプレーは「特別なものをもたらす」 今季11ゴールの働きを独紙絶賛「絶好調の指揮者」
開幕前には移籍も噂されたなかで、公式戦11得点3アシストをマーク
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は今季公式戦18試合で11得点3アシストを決め、チームの攻撃を力強く牽引している。地元メディアはそんな鎌田を「絶好調の指揮者」として絶賛している。
鎌田は現地時間10月29日のブンデスリーガ第12節ボルシア・ドルトムント戦(2-1)に先発出場。0-1で迎えた前半26分には右足の強力なミドルシュートで今季7得点目を決めた。チームは敗れたが、ドイツ誌「キッカー」では、今季3回目となる今節のベストイレブンに選出されている。
カップ戦も含めれば今季公式戦18試合で11得点3アシスト。リーグの得点ランキングでは4位タイにつけている。今季は2列目だけでなくボランチでの起用も増えているが、得点に関与する機会が増加した。
ドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング」はドルトムント戦を振り返り、「鎌田大地はまたしても素晴らしいプレーを披露した」と日本代表MFへの賛辞を並べた。
「経済的な理由で夏の移籍期間には売却候補の1人となっていた。そんな彼が1-1に追いつくゴールを決め、今シーズンはすでに3つのコンペティションで計11ゴール。インテリジェンスとエレガンスでアイントラハトのゲームに特別なものをもたらす。絶好調の指揮者だ」
今季限りで契約満了となることから去就問題も注目されている鎌田だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)も戦う今季のチームには欠かせない存在となっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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