久保建英は「間に合わない」 脱臼した肩は回復傾向も…ELユナイテッド戦は欠場濃厚へ
アレックス・ソラ、アンデル・バレネチェアとともに欠場の見込み
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、現地時間10月30日に行われたラ・リーガ第12節ベティス戦(0-2)を負傷のため欠場した。今季公式戦で初の欠場となったが、11月3日に予定されているUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第6節マンチェスター・ユナイテッド戦にも、間に合わない可能性が高いことをイマノル・アルグアシル監督が明かした。スペインメディア「エル・デスマルケ」が報じている。
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10月27日のELグループステージ第5節オモニア・ニコシア(キプロス)戦に右ウイングで先発した久保は、前半33分に右サイドのタッチライン際で相手と腕を使って競り合った際に、左肩を痛めて倒れ込んだ。その後、治療を受けて一度はピッチへ戻ったが、ハーフタイムにスペイン人MFパブロ・マリンと交代となった。
当初はベティス戦にも出場できるのではないかと見られていた久保だが、肩の脱臼によって欠場。そして0-2で敗れた試合後、イマノル・アルグアシル監督は久保だけでなく、この試合を欠場したDFアレックス・ソラ、FWアンデル・バレネチェアの両名も、ユナイテッド戦を欠場する公算が高いことを明かしている。
「木曜日までに私たちは誰かを取り戻せるとは思えない。タケの状況は改善しているが、木曜日には間に合わない。アレックスとバレネチェアも同様だ。だから、新しいニュースはない。この試合で最後までプレーしていた選手たちが起用できることを期待している。幸運にも木曜日までリカバリーする時間は残っている。今日のような試合ができれば、勝利にも近づくはずだ」
すでに元スペイン代表MFダビド・シルバが右大腿部の負傷で長期離脱となっているソシエダ。ここまで5連勝と好調なELのグループステージだが、最終戦となるイングランドの名門との一戦は大きな試練の場となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)