神戸DF小林友希のセルティック移籍報道に現地メディアも反応 「新たな宝石を発掘する可能性がある」

神戸DF小林友希【写真:高橋 学】
神戸DF小林友希【写真:高橋 学】

「再び日本人を獲得してもおかしくない」と現地注目

 スコットランド1部セルティックは、2022年冬の移籍市場で日本代表FW前田大然、日本代表MF井手口陽介、日本代表MF旗手怜央を獲得した。それから1年が経ち、今度はヴィッセル神戸の22歳DF小林友希の獲得に動くという日本での報道を受け、スコットランドメディアが反応している。

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 2019年に神戸の下部組織からトップチームに昇格した左利きのセンターバックは、ここまでJ1リーグ通算83試合に出場、J2リーグ通算15試合に出場。2021年夏に神戸から日本代表FW古橋亨梧を獲得したのを皮切りに、冬の移籍市場でも3人の日本人選手を加えたセルティックが5人目の日本人獲得に近づいていることは、現地でも注目されている。

 スコットランドメディア「フットボール・スコットランド」は、「キョウゴ、ハタテ、マエダは、全員がレギュラーとなり、クラブにとって重要な活躍を見せている。その一方でイデグチは、負傷による影響で出場時間を得ることに苦しんでいる。セルティックは、過去2回の移籍市場で早い段階に決着を求めており、(アンジェ・)ポステコグルー監督は可能な限り早い選手の獲得を望んでおり、再び同じことをしようとしている」と、報じた。

 セルティック専門メディア「The Celtic Bhoys」は、「前回、セルティックがヴィッセル神戸から行った補強は、スーパーヒットとなった。キョウゴ・フルハシはクラブの最大のスター選手の1人となり、リーグ優勝とリーグカップの2冠の立役者となった。コバヤシの移籍も同じようになるポテンシャルを秘めており、ポステコグルー監督がJ1から獲得する新たな宝石を発掘する可能性がある」と、期待を寄せている。

 また、スコットランド紙「デイリー・レコルド」は、セルティックが好調であることに言及しつつも、「アメリカ代表DFキャメロン・カーター=ヴィッカーズ、ドイツ人DFモリッツ・イェンスに出場できない時間があり、スウェーデン代表DFカール・スタルフェルトが負傷から戻ろうとしている状況で、守備陣の人数確保に苦しむことがある。1月に日本から再び選手を獲得しようとしても不思議はない」と、現在のチームに適した補強であると報じた。

 セルティック専門メディア「67Hail Hail」は、小林が加入した際に注目。「セルティックでは現在、キャメロン・カーター=ヴィッカーズ、カール・スタルフェルト、モリッツ・イェンス、スティーブン・ウェルシュといった選手を監督は起用できるが、彼らが将来的にどうなるかは注目される。イェンスは今シーズンでレンタル移籍期間が満了することになるが、セルティックは完全移籍のオプションを持っている」と、ポジション争いの激化を予想した。

 新たな日本人選手の補強に理解を示す声が多く挙がっているが、セルティックに5人目の日本人選手が加わることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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