鎌田大地が今季3度目の“週間ベストイレブン”選出 独誌の平均採点で堂々のリーグ2位
同僚ゲッツェとともにブンデスリーガ第12節のベストイレブン選出
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は、現地時間10月29日に行われたブンデスリーガ第12節ボルシア・ドルトムント戦(2-1)に先発出場。0-1で迎えた前半26分、右足の強烈なシュートで今季7得点目を決める活躍を見せた。ドイツ誌「キッカー」では今節のベストイレブンに選出された。
シーズン前にはプレミアリーグなどへの移籍も噂された鎌田だったが、今季はフランクフルトで絶好調だ。元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの加入もあり、中盤の低い位置でのプレーが増えているなかで、ここまでコンスタントに得点を重ねている。ブンデスリーガでは11試合で7得点を決めて、現在得点ランキングはトップと2点差の4位タイ。カップ戦も含めれば、今季公式戦18試合で11得点だ。
ドルトムント戦では体勢を崩しながらも、強烈なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した鎌田。チームは敗れたが、ドイツ誌「キッカー」によるベストイレブンに名を連ねた。フランクフルトからはゲッツェも名を連ね、2人とも今季3回目の選出となった。
鎌田は同誌による今季の平均採点が2.50点(ドイツは1が最高評価)でリーグ2位。1位がアウクスブルクのGKラファウ・ギキエヴィツ(2.44点)で、鎌田はフィールドプレーヤーでは堂々のトップに位置している。カタール・ワールドカップでの活躍も期待される男の勢いは簡単に止まりそうにない。
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